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2006 Fiscal Year Annual Research Report

生細胞でのAhリセプター転写複合体のイメージングと活性化機構

Research Project

Project/Area Number 18012005
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

十川 和博  東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (80175421)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安元 研一  東北大学, 大学院生命科学研究科, 助教授 (90241629)
高崎 親久  東北大学, 大学院生命科学研究科, 助手 (10004491)
KeywordsFLIM-FRET / Ahリセプター / CYP1A2 / LBP-1
Research Abstract

Ahリセプター(AhR)のリガン後結合に関与するアミノ酸残基を,リガンドとの相互作用とAhRの分子進化から予測した。5つの候補アミノ酸をアラニンに変異し,転写活性を調べたところ,Phe318が重要であることが判明した,さらに,近隣のアミノ酸である,lle319,His320も重要であることがわかった。F318L変異AhRはメチルコランスレン(MC)による転写活性をもっていたが,β-ナフトフラボン(βNF)による転写活性化は起きなかった。この変異体はMCにより核移行したがβNFでは核に移行しなかった。さらにF318L変異AhRのリガンド結合活性を調べたところ,^3H-MCは結合しコールドのMCによって結合は競合したが,βNFでは競合しなかった。これらの結果から,F318は直接リガンド結合に関与しているアミノ酸残基であると結論された。これらの結果を踏まえて,AhRのリガンド結合ドメインの立体構造を,他のPASドメインタンパク質の立体構造に基づいてシミュレーションを行った。
LBP-1ファミリータンパク質は,CYP1A2遺伝子の転写活性化に重要な働きを行っている。以前,5LBP-bに核移行シグナルが存在し,LBP-1aとLBP-1cはLBP-1bとヘテロダイマー一を形成することによって,核に局在することを報告した。LBP-1aとLBP-1cにSV40の核移行シグナルを付加し,核に強制発現したところこの二つの転写因子には転写活性はほとんどなかった。LBP-1bにのみ強い転写活性化活性が存在した。LBP-1ダイマーの形成をFLIM-FRETによって観察した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] Identification of amino acid residues in the Ah receptor involved in ligand binding2007

    • Author(s)
      Kenji Goryo
    • Journal Title

      Biochemical and Biophysical Research Communications 354

      Pages: 396-402

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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