2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18018022
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小泉 昭夫 京都大学, 医学研究科, 教授 (50124574)
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Keywords | 脳動脈瘤 / モヤモヤ病 / 脳動静脈奇形 / 遺伝解析 |
Research Abstract |
脳動脈瘤遺伝解析において、常染色体優性遺伝形式が仮定できる9家系に連鎖解析を行なった。その結果19q13.3-19q13.4に、LOD=4.10(HLOD=4.10)連鎖領域を確認した。ハプロ解析でD19S198-D19S902が候補領域と考えられた。この領域は、我々が既に報告した領域と一致する。またこの領域には、ERF(Ets2 repressor factor), plasminogen activator, urokinase-receptor(PLAUR), Re1A-associated inhibitor(RAI)およびprostacyclin receptor(PTGIR)が存在する。これらについて引き続き解析を行なう。 モヤモヤ病の遺伝解析において、15家系を用いて、affected-member-onlyによるパラメトリック解析を行ったところ、ゲノムワイドで3.6を超える領域は17q25以外にはなく、LOD Score 8.08となった。この領域には90遺伝子が存在し、pseudogeneおよびhypothetical geneを除いた62の遺伝子について解析を進めている。 脳動静脈奇形(AVM)の遺伝解析において家系内でAVMの発症のある6家系およびAVMの高発地域である岐阜県内のT市で症例26例および対照30例の協力を得て行なった。またこの地域では2組のdiscordant identical twinsの参加協力を得た。最大のLOD scoreを示す候補連鎖領域は、6p25で1.88(p=0.002)であった。一方高密度SNPsを用いた相関研究での検討では4つのSNPsと2つのハプロタイプがp<0.001を満たしていたが、候補連鎖領域への重なりは認められなかった。また、discordant identical twinsの2組を50Kの高密度SNPsでタイピングしたところ、配列の欠失、重複などは認められなかった。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Association Analysis of Common Variants of ELN, NOS2A, APOE, and ACE2 to Intracranial Aneurysm2006
Author(s)
Mineharu Y., Inoue K., Inoue S., Yamada S., Nozaki K., Takenaka K., Hashimoto N., Koizumi A.
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Journal Title
Stroke 37
Pages: 1189-1194