2006 Fiscal Year Annual Research Report
各種グリア細胞関連遺伝子の遺伝子改変マウスの網羅的行動解析
Project/Area Number |
18053015
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宮川 剛 京都大学, 医学研究科, 助教授 (10301780)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高雄 啓三 京都大学, 医学研究科, 助手 (80420397)
遠山 桂子 京都大学, 医学研究科, 研究員(科学技術振興) (20378722)
大迫 清子 京都大学, 医学研究科, その他 (90402875)
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Keywords | 遺伝子 / 行動学 |
Research Abstract |
グリア細胞の細胞レベル・回路レベルでの機能について、最近の研究の進展は目覚ましいものがあるが、システムレベル、特に行動レベルでの機能については、その詳細はよくわかっていない。 本研究では、グリア細胞に発現する遺伝子についての各種の遺伝子改変マウスの行動を「網羅的行動テストバッテリー」を用いて解析することにより、各種のグリア関連遺伝子の機能を行動レベルで明らかにしていくことが目的である。具体的には、本特定領域研究「グリア-ニューロン回路網による情報処理機構の解明」の班員が作成した遺伝子改変マウスについて、「網羅的行動テストバッテリー」による解析の希望を募り解析支援を行っている。 研究代表者の研究室では、既に知覚・運動機能、情動行動、学習・記憶能力など、各種の行動の代表的なテストを集めバッテリー化した「網羅的テストバッテリー」をセットアップして、すでに共同研究により64系統3500匹分の行動テストを実施してきている。そのうち、本特定領域研究「グリア-ニューロン回路網による情報処理機構の解明」の班員に、希望を募って解析を実施あるいは予定している遺伝子改変マウスの表現型解析支援の共同研究は8系統になっている。 終了:池中一裕、瀬原淳子、和田圭司、重本隆一 進行:高橋正身 予定:尾崎紀夫、森寿、斉藤尚亮(敬称略)
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Research Products
(3 results)