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2007 Fiscal Year Annual Research Report

マウス胚の前後軸形成におけるBMPシグナルの役割とそのタンパク挙動の解明

Research Project

Project/Area Number 18060025
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

山本 正道  Osaka University, 大学院・生命機能研究科, 助教 (70423150)

Keywords遠位臓側内胚葉 / Bmpシグナル / Activin / Nodalシグナル / ExEシグナル
Research Abstract

遠位臓側内胚葉(以下DVE)の形成には、これまでBMPシグナルの消失とNodal/Activinシグナルの増加が働いていると示してきた。しかし、BMPシグナルが消失しているBMP受容体タイプ2型(BMPR2)欠損マウス(宮園浩平博士より供与)、BMPR2とActivin受容体タイプ2b型との二重変異マウスではDVEが消失する。この一見矛盾に見える結果の原因がprimitive endodermからviscera1 endoderm (extraembryonic visceral endoderm)を経てembryonic visceral endodermへの分化にBMPシグナルが必須であるためであることを明らかにした。また、これまで胚体外外胚葉からシグナルが出ており(以下ExEシグナル)、これがDVE形成を抑制していることが報告されていた。これまで我々はDVE形成時にBMPシグナルが消失していること・BMP4や:BMP8bなどが胚体外外胚葉で発現していること・BMP活性を有するKSRがDVE形成を抑制していることを示していた。これよりExEシグナルはBMPシグナルではないかと推測されたので、これを証明するためDVEを異所形成する実験系でBMPシグナルを経時的に観察、また移植実験を行うことによりBMPシグナルがDVE形成を抑制することを明らかにし、これまで謎であったExEシグナルの正体であることも明らかにした。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 Other

All Presentation (1 results) Remarks (1 results)

  • [Presentation] 遠位臓側内腫葉はBMP、ACTIVIN、ExEシグナルの相互作用により形成される2007

    • Author(s)
      山本正道
    • Organizer
      第40回日本発生生物学会、第59回日本細胞生物学会合同大会
    • Place of Presentation
      福岡国際会議場
    • Year and Date
      2007-05-30
  • [Remarks] 1

    • URL

      http://www.imcb.osaka-u.ac.jp/hamada/

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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