2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18064002
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
宮浦 憲夫 Hokkaido University, 大学院・工学研究科, 教授 (10002049)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 寛治 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30106629)
小澤 文幸 京都大学, 化学研究所, 教授 (40134837)
山本 陽介 広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50158317)
永島 英夫 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (50159076)
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Keywords | 機能性分子 / 高周期元素化合物 / 構造・機能材料 / 触媒・化学プロセス / ナノ材料 |
Research Abstract |
複数の元素がある種の組成と配列あるいは空間配置に制御されるとき、元素間に様々な相互作用や協同効果が発現し、単独の元素では実現し得ない新たな機能が生まれる。本特定領域研究では、複数元素の相乗的な働きによって優れた機能を発現する分子性化合物やそれらの複合体を「元素相乗系化合物」と定義し、元素相乗効果と分子機能との関係ならびに発現機構を解明し、その応用方法を追求した。 総括班の主催により以下の活動を行った。・第2回公開シンポジウム(平成19年6月21日〜22日、福岡):入江正浩(立教大理)による特別講演と18件の研究成果発表が行われた。・第1回国際シンポジウム(平成19年11月12日〜13日、東京):講演者はP.P.Power(カリフォルニア大)、永島英夫(九州大)、P.J.Chirik(コーネル大)、C.C.Cummins(MIT)、真島和志(大阪大)、山子茂(京都大)、J.F.Hartwig(イリノイ大)、一戸雅聡(筑波大)、Z. Xi(北京大)、高井和彦(岡山大)である・第2回若手コロキウム(平成19年9月7日〜8日、岡崎):16件の研究発表を行った。・第3回若手コロキウム(平成20年3月14日〜15日、大阪):17件の研究発表を行った。 また、公開シンポジウムと国際シンポジウムを機会に、評価者と総括班員による総括班会議を開催し、研究計画と活動方針の協議・作成、評価・勧告、総括等を行った。さらに、研究班員間の異分野融合型研究を促進するため「領域内共同研究」を募集し「共同研究旅費」を支援する体制を整えた。 本研究の目的である機能性物質・材料開発のうち高周期元素化合物の触媒機能を集中的に審議するため、海外大学とのシンポジウムを平成20年7月12日にフランス・レンヌで開催した。講演者は生越専介(阪大)、田中健(東農工大)、山下誠(東大)、高尾俊郎(東工大)、小澤文幸(京大)、V. Michelet(ESPCI)、D.J. Mindiola(インディアナ大),S. Nlate(ボルドー大)、M. Tamm(ブラウンシュバイク工科大学)。
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Research Products
(1 results)