2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
A New Heterogeneous Olefin Metathesis Catalyst Composed of Rhenium Oxide and Mesoporous Alumina
Project/Area Number |
18065004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
ONAKA Makoto The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10144122)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | 触媒反応 / 触媒調製化学 / 触媒機能解析 / 不均一系メタセシス触媒 / ナノ細孔 |
Research Abstract |
ナノメートルオーダーの均一なナノ細孔を持つメソポーラスアルミナを, 単に表面積が大きいという特徴を利用するだけではなく, 細孔表面を化学修飾するという触媒設計方針に従って固体ルイス酸性を付与したメソポーラスアルミナ物質を新規に作り出し, 有機金属化学種を化学結合で表面に固定することにより, 固体表面の酸性部位と有機金属種の協奏的な相互作用に基づいた活性化(協奏機能作用)を目的とするものである. この研究は, ナノメートルオーダーの均一な細孔をもつ酸化物表面の構造特異性による有機金属種の安定化と, 同時に触媒反応の遷移状態・反応中間体を安定化させ, 目的反応をより効率的に, かつ選択的に進行させる, 不均一系有機金属触媒化学を創製するものである.
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Research Products
(12 results)