2007 Fiscal Year Annual Research Report
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18066007
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
江原 正博 Kyoto University, 工学研究科, 准教授 (80260149)
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| Keywords | 電子状態理論 / 光機能性材料 / 有機EL素子 / 生体化学センサー / 内殻電子過程 / 理論精密分光 / 表面触媒反応 / 表面光化学 |
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| Research Abstract |
1.a)有機ELりん光材料のうちRGBの発光を示すイリジウム錯体について、電子励起状態を精密に計算し、光吸収・発光メカニズムの詳細な研究を行った。b)光化学センサーのアクリジンZn錯体の光誘起電子移動メカニズムについて検討した。ππ
励起状態と電荷移動状態の溶媒効果を評価し、蛍光の変化について定量的な研究を行った。
2.Active space法の開発を行い、CHやOHなどのラジカル分子の結合解離について精密な記述を行うことに成功した。
3.N20 01s内殻励起状態について、振動励起状態からの内殻励起では、バレンス・リドベルグ相互作用が小さくなるが、その電子的メカニズムについて検討した。本研究では、SPring8の最新の実験との共同研究を実施した。
4.燃料電池で鍵となるPt表面におけるアルコール酸化反応について研究し、反応の電子的メカニズムを明らかにした。CO/Cu表面について、金属-吸着分子の電子移動を適切に表現するDAM(Dipped Adcluster Model)法とSAC-CI法を結合した方法により、表面上の光電子スペクトルの理論研究を行った。フェルミ・レベルを基点とするイオン化スペクトルを計算し、実験との直接比較を行った。今年度は、SAC-CIダイレクト法を用いた研究を行った。これらの研究では研究員にプログラム開発と理論計算を支援してもらい効率的に行なった。
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Research Products
(10 results)
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[Journal Article] Vibration-Induced Suppression of Valence-Rydberg Mixing in the O1s→nsσ Rydberg Series in N2O2008
Author(s)
T. Tanaka, M. Hoshino, H. Kato, M. Ehara, N. Yamada, R. Fukuda, H. Nakatsuji, Y. Tamenori, J.R. Harries, G. Prumper, H. Tanaka, K. Ueda
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Journal Title
Phys. Rev. A 77
Pages: 12709-1-4
Peer Reviewed
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