2007 Fiscal Year Annual Research Report
重度免疫不全NOGマウスの改良・改変によるヒト化モデル動物の基盤創設
Project/Area Number |
18100005
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Research Institution | Central Institute for Experimental Animals |
Principal Investigator |
伊藤 守 Central Institute for Experimental Animals, 免疫研究室, 室長 (00176364)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
垣生 園子 東海大学, 医学部, 教授 (30051618)
安藤 潔 東海大学, 医学部, 教授 (70176014)
宮川 義隆 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (50250238)
鈴江 一友 群馬大学, 医学研究科, 講師 (00333485)
末水 洋志 財団法人実験動物中央研究所, 分子解析研究室, 室長 (40332209)
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Keywords | 実験動物 / 免疫不全マウス / NOGマウス / 発生・分化 / ヒト化モデル |
Research Abstract |
1)NOG(NOD/Shi-scid,IL-2Rg KO)マウスヘヒト増殖因子遺伝子を導入したTg NOGマウスの作製:NOG-h(human)IL-4,hIL-7,hCXCR13遺伝子のTgマウスの作製を行い、NOG-hIL-4Tgマウスを確立できた。 2)ヒトHLAを導入したヒト免疫再構築可能なTg NOGマウスの作製:ヒトのHLA-DRA,Bを発現するマウスを作製できた。また、マウスMHC欠損NOG-IA-b KO,NOG-b2m KOマウスを確立した。 3)NOGマウスでのヒト細胞の生着性を向上させるTg NOGマウスの作製:NOG-hSDF1a,hSDF1b,hAngiopoietin,hN-cadherin,hJagged-1,hDelta-1を作製し、その発現と表現型を検討中である。 4)NOGマウスより特定細胞を除去したNOGマウスの作製:CD11c細胞欠損マウスの作製を継続した。 5)NOGマウスのヒト細胞高生着性の原因究明:NOG-mIFNg、NOD/Shi-scid-b2mKO-IFN KOマウスを確立した。 6)その他免疫不全マウスの作製:NOD/Shi-RAG2 KO-IL-2Rg KO、NOG-Wv,NOG-W、NOG-nuマウスの作製を行った。 7)上記で確立した複合免疫不全マウスへのヒト臍帯血CD34+細胞の移入実験を実施し、その分化・増殖の程度、およびその特性を現在検討中である。
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Research Products
(10 results)