2008 Fiscal Year Annual Research Report
現代日本の若年者の行動と意識の変容に関する総合的研究
Project/Area Number |
18103003
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
石田 浩 The University of Tokyo, 社会科学研究所, 教授 (40272504)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 博樹 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60162468)
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Keywords | 社会学 / 経済政策 / 教育学 |
Research Abstract |
本研究の目的は、若年者を対象にパネル(追跡)調査を実施することにより、′若年者のライフコース全体の中での教育・就業・結婚・意識に関する変化を総合的に捉え、相互の関連性を明らかにすることにある。このため2007年1月-4月にかけて第1回「働き方とライフスタイルに変化に関する全国調査」を実施した。 (1)第1回調査データの分析 研究テーマに沿って定期的に研究会を開催し、分析の進行状況を報告する機会を設けた。分析結果は、順次論文としてまとめ、パネル調査ディスカッションペーパーとしてホームページ上からもダウンロードできる形で公開した。平成20年度は11本のディスカッションペーパーが刊行された。 (2)学会報告と研究成果の公開 今年度は、日本教育社会学会と日本社会学会において、パネル調査プロジェクトグループが共同で複数の報告を行った。日本教育社会学会では、「JLPS(東大社研パネル調査)に見る若年者の意識変化(1)-変容する意識の国際比較(2)-<働くこと>をめぐる意識に着目して-」という′2つのセッションを企画し、合計7名が報告した。日本社会学会では「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査(JLPS)の分析(1)-(5)」として5つの報告を行った。2008年秋にプレスリリースを行い、調査結果をメディアに発信した。2009年2月には、社会科学研究所パネル調査プロジェクト研究成果報告会を開催し、分析結果を広く公の場で発表する機会を設けた。 (3)2009年調査の設計と実施 調査企画委員会が中心となり分析テーマごとに調査項目の原案をまとめ調査票を作成した。調査実施委員会が中心となり、2008年秋には予備調査を行い、2009年1月-3月に「働き方とライフスタイルに変化に関する全国調査2009」を実施した。
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Research Products
(16 results)