2006 Fiscal Year Annual Research Report
高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究
Project/Area Number |
18106013
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岩澤 康裕 The University of Tokyo, 大学院・理学系研究科, 教授 (40018015)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 岳彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
唯 美津木 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (70396810)
牟 新東 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特任助教 (20422363)
近藤 寛 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (80302800)
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Keywords | 燃料電池 / 選択酸化 / 触媒表面 / 時間分解XAFS / 水素製造 / 反応機構 / リフォーミング / PROX |
Research Abstract |
次世代のクリーンかつ高効率なエネルギー源である燃料電池系の実現のために必要不可欠となっている水素製造法の開発、及び合成原料の水素中に含まれる微量CO(電極被毒種)の選択除去を検討した。特に、昨年合成に成功し、過剰水素中でのCO選択除去に優れた触媒活性を示す酸化セリウム担持銅クラスター触媒のPROX触媒活性を検討し、触媒改良及び酸化セリウム表面での銅クラスターの活性構造の解明を行った。LDI-MASS,XAFS,XPS,FT^IR,DFT計算を組み合わせた構造解析により、酸化セリウム上に銅一価の3,5,7核の微小クラスターが形成され、これが水や二酸化炭素共存下での過剰水素中のCO選択除去反応(PROX反応)の触媒活性構造であることを明らかにした。現在、論文を投稿中である。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] In-Situ Time-Resolved Dynamics Surface Events on the Pt/C Cathode in a Fuel Cell under Operando Conditions2007
Author(s)
M. Tada, S. Murata, T. Asaoka, K. Hiroshima, K. Okumura, H. Tanida, T. Uruga, H. Nakanishi, S. Matsumoto, Y. Inada, M. Nomura, Y. Iwasawa
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Journal Title
Angew. Chem. Int. Ed 46
Pages: 4310-4315
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