2009 Fiscal Year Annual Research Report
生産性と安全性向上ためのアスペクト指向ソフトウェア開発に関する研究
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18200001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
玉井 哲雄 The University of Tokyo, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60217172)
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Keywords | アスペクト指向プログラミング / セキュリティ / ソフトウェア工学 / ディスペンタブル・コンピューティング / ソフトウェア開発効率化・安定化 / UML / 形式手法 / 要求工学 |
Research Abstract |
本研究は,現代のソフトウェア開発に要求される,きわめて多様なソフトウェアを短期間で効果的に開発し,しかも高い信頼性を確保するという問題に,アスペクト指向をベースとする技術で取り組み解決を目指すものである.具体的には,1)アスペクト指向技術向きの高信頼性設計手法・言語・検証方法を提案すること,2)安全性・信頼性向上のための機能記述を,アスペクト指向技術によってモジュール化すること,3)体系的なアスペクト指向開発方法論を確立すること,を目標としている. 平成21年度は,この4年間の基盤研究(A)の最終年度として,これまでに開発したソフトウェアを統合した環境を構築し,また手法を整備して利用価値の高い成果物をとりまとめた.具体的には以下のような成果を得た. 1)安全性のための理論とツールの整備 ・アスペクト指向モデルの型安全性を実際的に検証する理論とツールを整備した. 2)アスペクト指向言語と処理系の構築 ・高度な機能を備えたアスペクト指向言語の設計とその処理系を完成させ,高い処理能力と使いやすさを兼ね備えた言語処理系を作成した. 3)応用 ・WebサービスのBPELによる記述に関するセキュリティの検証という応用で,この研究で開発した方法の実用性を明らかにした. 4)開発方法論 ・アスペクト指向を用いたソフトウェア開発方法論を整備した. 以上をまとめて最終報告書を作成した.
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Research Products
(31 results)