2007 Fiscal Year Annual Research Report
次世代ウエアラブルコンピュータのための知覚認識モバイルプロセッサの垂直統合研究
Project/Area Number |
18200003
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
吉本 雅彦 Kobe University, 大学院・工学研究科, 教授 (30324099)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚本 昌彦 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60273588)
有木 康雄 神戸大学, 都市安全研究センター, 教授 (10135519)
滝口 哲也 神戸大学, 大学院・工学研究科, 講師 (40397815)
太田 能 神戸大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10272254)
川口 博 神戸大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00361642)
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Keywords | ウエアラブル / 画像認識 / 音声認識 / ネットワーク / VLSI / メモリ |
Research Abstract |
本研究は、次世代ウエアラブルコンピュータに特化した、視覚・音声・言語処理を統合して知覚認識できる超低消費電力・統合型認識プロセッサコア(Unified Perception Processor: UPP)実現のための基礎技術を確立することを目的とする。そのために、本研究では、視覚認識と音声言語認識を統合したVLSI向き知覚認識アルゴリズムの開発を行う。そしてそれらを高い電力効率で実現できるVLSIアーキテクチャの開発を実施する。これにより、実用的な知覚認識技術を実現する。 平成19年度は、基本システム開発のための対象記述言語開発、知覚認識アルゴリズム、VLSIアーキテクチャについて研究を実施した。システムレベルでは、ウエアラブル・パーセプション・デバイス(Wearable Perception Device: WPD)における知覚認識システムの実世界物体探索のための対象記述言語を開発した。アルゴリズム階層では、音声認識と視覚認識および情報検索を組み合わせることで拡張現実アルゴリズムの検討を実施した。また、VLSIアーキテクチャ研究については、前述の並列処理アルゴリズムに対応するデータパスアーキテクチャを開発した。特に音声認識のためのHMMプロセッサや画像認識における動き特徴量としてのオプティカルフロープロセッサ、および画像圧縮符号化プロセッサのアーキテクチャを考案し、FPGA実装を行った。
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