2008 Fiscal Year Annual Research Report
次世代ウエアラブルコンピュータのための知覚認識モバイルプロセッサの垂直統合研究
Project/Area Number |
18200003
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
吉本 雅彦 Kobe University, 大学院・工学研究科, 教授 (30324099)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚本 昌彦 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60273588)
有木 康雄 神戸大学, 都市安全研究センター, 教授 (10135519)
滝口 哲也 神戸大学, 都市安全研究センター, 講師 (40397815)
川口 博 神戸大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00361642)
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Keywords | ウエアラブル / 画像認識 / 音声認識 / ネットワーク / VLSI / メモリ |
Research Abstract |
本研究は、次世代ウエアラブルコンピュータに特化した、視覚・音声・言語処理を統合して知覚認識できる超低消費電力・統合型認識プロセッサコア(Unified Perception Processor:UPP)実現のための基礎技術を確立することを目的とする。アルゴリズム階層においては、視覚認識アルゴリズムと音声言語処理アルゴリズムの研究を継続すると共に、これらの結果を統合して、人の要求や心理状態、場の状況を推定する研究を行った。また、ビデオ映像と音響信号を統合する方法についても研究を行なった。まず、視覚認識アルゴリズムでは、実世界に存在する物体に関して、SIFTやGraph cutを用いて物体をセグメンテーションして認識する研究を行った。音声言語処理アルゴリズムでは、雑音にロバストな音声認識や、高精度な音声認識、疑問や質問に対してWebを検索して回答してくれる質問応答について研究を行った。そしてこれらのアルゴリズムを高い電力効率で実現できるVLSI並列処理アーキテクチャの開発を完了させた。次年度にて、FPGA化およびVLSI化設計に移行する。また、UPPを実際に利用するためのアプリケーションプラットホームとして、アノテーションエンジンを構築した。どのような対象をどのような認識エンジンでどのようにして認識するか、どのようにアノテーションを表示するかを指定するスクリプト言語を設計し、その処理系を実装した。UPPが実現できれば、それを有効に活用できるプラットホームが完成したといえる。
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[Journal Article] サブ100mW H. 264/AVC MP@L4.1 HDTV 解像度対応整数画素精度動き検出プロセツサコア2008
Author(s)
水野孝祐, 宮越純一, 村地勇一郎, 濱本真生, 飯沼隆弘, 石原朋和, 印芳, 李将充, 上農哲也, 川口博, 吉本雅彦
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Journal Title
システムLSI設計技術(SLDM)研究報告 2008-SLD, M-135, Vol. 2008 N0. 38
Pages: 61-66
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