2007 Fiscal Year Annual Research Report
感性Mixtureの解析と応用-リラクセーション効果における検証-
| Project/Area Number |
18200014
|
|---|
| Research Institution | Muroran Institute of Technology |
|---|
Principal Investigator |
久保 洋 Muroran Institute of Technology, 工学部, 教授 (40002000)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長島 知正 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (00002288)
金木 則明 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (40125373)
魚住 超 室蘭工業大学, 工学部, 准教授 (60184983)
平井 信治 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (10208796)
相津 佳永 室蘭工業大学, 工学部, 教授 (20212350)
|
|---|
| Keywords | 感性情報処理 / リラクセーション / フィードバック / ベイジアンネットワーク / オントロジー / 感性Mixture |
|---|
| Research Abstract |
1.感性情報の統合と複数刺激感の相関関係の解析
前年度に引き続き、感性情報を生理指標によって計測・評価する方法について研究を進めた。成果としては、「音刺激聴取時におけるリラックス感と心拍間隔(福本)」、等が挙げられる。また、複数の感覚器官に同時に与えられた感性刺激が、生理的・心理的データに与える影響の調査を行った。代表的な研究成果は、「体感音響システムを用いた映像視聴による個人特性の評価(木津)」である。この研究においては、視覚・聴覚・触覚刺激を同時に被験者に与えた時の生理・心理データを計測することにより、被験者を最もリラックス状態に導くことができる刺激のパラメータ(音圧等)の検討を行った。さらに、計測した生理情報を刺激にフィードバックすることにより、人をリラックス状態に導く試みも行った。
2.複数の感性情報による感性モデルの構築
ベイジアンネットワークとオントロジーを用いて、感性モデルの構築を行った。具体的な成果の一例として、「視知覚疲労感の個人評価のための疲労推定モデル(福多)」が挙げられる。この研究では、VDT作業中のユーザの疲労を題材に、心理(感性)情報、生理情報、作業者のプロパティ、環境情報、作業情報という5つの情報の依存関係をベイジアンネットワークによりモデル化した。これにより、生理情報や環境情報からの心理状態の推定や、ある心理状態(リラックス)に導くための環境、作業情報の推定が可能になった。またオントロジーを用いて、構築したモデルが対象とするドメインの知識を記述した。
本年度の研究成果を公表し、意見交換を行うために、国際学会The Third International Symposium on Humanaized Systems 2007および研究討論会「深い感性と生命情報」「深い感性を利用する」を開催した。
|
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] 上村浩信2008
Author(s)
中島 拓朗
Organizer
第40回計測自動制御学会北海道支部学術講演会
Place of Presentation
北海道大学
Year and Date
2008-01-18
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
