• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

低体力者向け動作筋力改善トレーニングシステムの構築と動作の質的評価方法の開発

Research Project

Project/Area Number 18200039
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

小林 寛道  The University of Tokyo, 大学院・新領域創成科学研究科, 寄付講座教員 (60023628)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 禰屋 光男  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (30359640)
Keywords老化 / リハビリテーション / 高齢者 / 筋力 / 動作の評価
Research Abstract

本研究では,低体力高齢者の健康づくり方法として,体幹深部筋(腸腰筋など)をはじめ,体幹部および四肢の筋群を無理なく強化することができ,動作の学習および動作の質(QOM)を高める内容をもったパワーアシスト型トレーニングマシンを新たに開発し,低体力状態にある人にとって実行できる新しい形のトレーニングシステムを開発すると共にこれらのトレーニングシステムを用いた時の効果を評価する方法を開発することに主眼をおいた。
今年度新たに開発したトレーニングマシンは,(1)パワーアシスト式体幹底部筋群強化トレーニングマシンと,(2)パワーアシスト式舟漕ぎマシンである。また,体幹筋力を測定する装置として,(3)QOM体幹筋力評価測定装置を開発した。
(1)は骨盤底部筋および骨盤周辺に付着する筋群を前後関脚運動および左右開脚運動によって各個人の可能な最大開脚角度まで開脚し,スムーズに脚を閉じる運動を繰り返しリズミカルに実施できる装置である。脚の開閉運動の速度および運動範囲(角度)があらかじめ調節可能でおり,無理な動きが生じないようにパワーアシスト装置によってコントロールされる。(2)は,座位および立位姿勢で和舟漕ぎ運動が可能なものであり,自動的にコントロールされた取っ手(アーム)の動きに合わせて両手でアームを引いたり押したりする運動を繰り返すもので,自分自身で歩行することができない状態にある人にも運動が可能なように考慮されたトレーニングマシンである。(1),(2)を用いてトレーニングを実施した低体力高齢者を対象にして,その効果を(3)によって評価した。また,動作の改善効果についてはビデオ解析を実施した。

  • Research Products

    (3 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 運動による介護予防システム構築の試み(3)-地域の健康づくりの試み.「十坪ジム」-2008

    • Author(s)
      小林 寛道
    • Journal Title

      体育の科学 58(3)

      Pages: 199-203

  • [Journal Article] 力まない運動とは2008

    • Author(s)
      小林 寛道
    • Journal Title

      体育の科学 58(1)

      Pages: 4-8

  • [Presentation] 和舟漕ぎ型パワーアシスト・ウエルネス改善マシンの開発2007

    • Author(s)
      小林寛道
    • Organizer
      日本体育学会第58回大会
    • Place of Presentation
      神戸大学
    • Year and Date
      2007-09-05

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi