2008 Fiscal Year Final Research Report
Effects of Introduction of the Euro and EU Enlargement on the EU Economy
Project/Area Number |
18203015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Applied economics
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
OGAWA Eiji Hitotsubashi University, 大学院・商学研究科, 教授 (80185503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FUKAO Kyouji 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30173305)
IWASAKI Ichiro 一橋大学, 経済研究所, 准教授 (70323904)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
TANAKA Soko 中央大学, 経済学部, 教授 (20094708)
SUGISAKI Takamoto 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80245993)
IWATSUBO Kentaro 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (90372466)
KUMAMOTO Masao 東京経済大学, 経済学部, 准教授 (30328257)
KAWASAKI Kentaro 東洋大学, 経営学部, 准教授 (80366509)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 経済通貨同盟 / ユーロ / EU拡大 / 経済統合 / 経済収斂 / 直接投資 / 金融統合 / 金融政策 |
Research Abstract |
本研究プロジェクトは、EUの金融市場統合、EUの経済統合、EU諸国の生産性、EU拡大と直接投資、EUにおける物価、拡大EUにおけるユーロ、EUにおける労働市場の研究テーマについて研究を進めた。EUが進めてきた市場統合、経済統合、そして、通貨統合が、既存EU諸国において、生産物市場(物価収斂効果)と生産要素市場(労働市場と資本市場)と生産性と金融市場にどのような影響を及ぼしたかを分析した。また、EU拡大が直接投資に及ぼす影響を分析するとともに、新EU加盟国のユーロ圏への加盟の可能性について、最適通貨圏の観点から分析し、さらに、新EU加盟国のユーロ圏加盟に備えた通貨政策についても分析した。なお、これらの研究成果の一部は、小川英治編『EUスタディーズ2経済統合』(勁草書房、2007年)として出版された。
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Research Products
(53 results)