2008 Fiscal Year Annual Research Report
自動車・歩行者群の影響を記述するCFDモデルの開発と高密度市街地の熱空気環境解析
Project/Area Number |
18206061
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
持田 灯 Tohoku University, 大学院・工学研究科, 教授 (00183658)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸山 敬 京都大学, 防災研究所, 准教授 (00190570)
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Keywords | 自動車の走行 / 群集流動 / CFD / Canopyモデル / 高密度市街地 / 風環境 / 温熱環境 / 空気汚染 |
Research Abstract |
1. 自動車群の空力学的影響を記述するモデル(自動車群Canopyモデル)の開発・改良 (1) 自動車群の影響に関する数値解析の実施及びモデルの最適化(持田・富永・丸山) ・前年度に実施した風洞実験を対象として自動車群Canopyモデルを組み込んだCFD解析を実施し、実験結果と解析結果を比較・照合することにより、モデル中に含まれる数値パラメータの最適化を行った。 2. 歩行者群の空力学的影響を記述するモデル(歩行者群Canopyモデル)の開発 (1) 入力パラメータ最適化のための風洞実験-歩行者群の抗力係数の測定-(持田) ・歩行者群Canopyモデルの入力パラメータ最適化のため、風洞実験により歩行者群の抗力および周辺の気流分布を測定した。 (2) 歩行者群の影響に関する数値解析の実施及びモデルの最適化(持田・富永・丸山) ・2. (1)の風洞実験を対象として歩行者群Canopyモデルを組み込んだCFD解析を実施し、実験結果と解析結果を比較・照合することにより、モデル中に含まれる数値パラメータの最適化を行った。 3. 実測と数値計算の比較によるモデルの検証(持田・富永・植松) ・1. (1)によって開発・改良した自動車群Canopyモデルを組み込んだ市街地空間の環境予測モデルを作成した。 ・仙台市中心市街地を対象として、上記の予測モデルを組み込んだCFD解析を実施した。実測で得られた諸データと解析結果を比較することにより、モデルの精度検証を行った。
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