2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18206063
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Research Institution | National Institute for Land and Infrastructure Management |
Principal Investigator |
澤地 孝男 国土技術政策総合研究所, 建築研究部, 建築新技術研究官 (10344003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸田 榮蔵 日本大学, 生産工学部, 教授 (30059919)
成田 健一 日本工業大学, 工学部, 教授 (20189210)
堀 祐治 富山大学, 芸術文化学部, 助教授 (70432119)
細井 昭憲 熊本県立大学, 環境共生学部, 講師 (40433411)
桑沢 保夫 独立行政法人建築研究所, 環境研究グループ, 上席研究員 (30251341)
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Keywords | 熱環境 / 省エネルギー計画 / 建築設備 / 建築外皮 |
Research Abstract |
本研究では研究期間を通じて、建築外皮側の要素技術として、外皮構造体の断熱・気密性確保技術及び間仕切壁等内部仕切りの気密性確保技術、自然通風による排熱及び室内気流形成、日射遮蔽外皮による日射取得量の低減に着目し、外皮の断熱及び結露に係る耐久性維持手法の検証、中高層多数室間の空気移動制御技術の検証、自然通風時における除塵手法及び維持管理手法の開発、建物各部の風圧係数データベースの改良と整備、各種換気部材の流量係数データベースの整備、夜間換気等による排熱現象の解析、種々の日射遮蔽部材に係る日射侵入率データベースの作成を行う。平成18年度は、自然通風による排熱及び室内気流形成にかかわる実験の実施と解析、建物各部の風圧係数データベースの改良整備のための風洞実験に実施、夜間換気等による排熱現象の解析について行った。 また、設備側の要素技術としては、研究期間を通じて、空調システムの部分負荷時効率向上に関わる問題点の抽出と解決策の検討に着目し、パッケージ型空調機の部分負荷特性の測定等を行う。また、照明、事務機器等からの発熱負荷量の現状と設計物件における予測方法の検討、発熱量抑制のための機器選定方法の整備を行う。平成18年度は、パッケージ型空調機の部分負荷特性の評価のための実験の実施、照明及び事務機器等に起因する内部発熱の量的予測評価方法の検討を行った。 本研究は最終的に、建物使用条件、立地及び気象条件を踏まえた、建築外皮と設備を最適に組み合わせる(統合化する)設計施工手法を整備するものであるが、この点に関して平成18年度は、エネルギー消費実態データを収集して、建物の使用条件の把握方法に関して検討を行った。
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Research Products
(1 results)