2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Development of artificial receptor-based amplification system of dendritic cells for cancer therapy
Project/Area Number |
18206083
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Biofunction/Bioprocess
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
NAGAMUNE Teruyuki The University of Tokyo, 大学院・工学系研究科, 教授 (20124373)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | 抗体 / 受容体 / 造血前駆細胞 / 増殖制御 / シグナル伝達 / がん治療 |
Research Abstract |
樹状細胞を用いた免疫療法は、免疫系の最初の段階である樹状細胞の抗原提示を利用したもので、他の手法より副作用が少なく、広範かつ強いガン免疫誘導ができることが見込まれている。樹状細胞は骨髄の造血前駆細胞であるCD34陽性細胞に由来し、未熟樹状細胞へと分化して外来抗原を取り込んで提示し、成熟樹状細胞となる。従って、ガンの治療プロセスとしてはガン患者本人からCD34陽性細胞を採取して増幅し、必要に応じて未熟樹状細胞に分化させてガン抗原を取り込ませて提示させ、患者体内に戻すことが考えられる。このプロセスの中で、CD34陽性細胞の増幅に関しては、現状では不充分な成果しか挙げられていない。既往の方法としては、Flt3リガンド(FL)、幹細胞因子(SCF)、スロンボポエチン(TPO)、インターロイキン6(IL-6)、IL-3を組み合わせて添加した培地中でのCD34陽性細胞の増幅が報告されているが、数ヶ月程度が細胞増殖・未分化維持の限度であり、未分化維持増殖はある程度達成できても、同時に分化も生じてしまうことが問題点である。従って、天然の受容体とそのリガンドを添加することでの樹状前駆細胞の増幅には限界があると考えられる。 そこで、本研究では樹状前駆細胞においてサイトカインや増殖因子とは全く異なる抗原に応答して増殖シグナルを伝達する人工受容体を発現させ、その発現量をコントロールすることで、分化を抑えて未分化維持増殖だけを特異的に長期間達成できるシステムを構築することを目標とした。
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[Journal Article] T cell growth control using hapten-specific antibody/interleukin-2 receptor chimera2009
Author(s)
Sogo, T., Kawahara, M., Ueda, H., Otsu, M., Onodera, M., Nakauchi, H. and Nagamune, T
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Journal Title
Cytokine 46
Pages: 127-136
Peer Reviewed
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[Journal Article] Selective expansion of genetically modified T cells using an antibody/interleukin-2 receptor chimera2008
Author(s)
Sogo, T., Kawahara, M., Tsumoto, K., Kumagai, I., Ueda, H.and Nagamune, T.
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Journal Title
J. Immunol. Methods 337
Pages: 16-23
Peer Reviewed
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