2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Development of Remote Collaborative Environment Using Volume Communication Technologies
Project/Area Number |
18300032
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Media informatics/Database
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小山田 耕二 Kyoto University, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (00305294)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 可視化 / ボリュ-ムコミュニケ-ション / シミュレ-ション |
Research Abstract |
本研究では,ボリュ-ムコミュニケ-ション技術に基づく遠隔協調研究支援環境の構築を目標とした,ボリュ-ムコミュニケ-ションとは,シミュレ-ション計算から生成される膨大な数値デ-タ(以降ボリュ-ムデ-タ)というメディアを使った情報交換のことであり,遠隔協調可視化環境は,テレビ会議システムに可視化システムを融合したものである.本研究で対象とする可視化技術としては全体的な現象把握に向くボリュ-ムレンダリングを考えるが、ボリュ-ムデ-タの大規模化に対しては現在十分な技術が開発されていない。また、現在提案されている遠隔協調研究支援環境においては、高臨場感の追及が優先し、遠隔参加者全体を3次元デ-タとして表現するために、スム-ズなコミュニケ-ション実現の観点で有効であるとはいい難い。以上の問題を解決するために本研究で開発すべき要素技術としては、 1.粒子ボリュ-ムレンダリング技術 2.正面顔識別技術による対面コミュニケ-ション技術 3.ボリュ-ムデ-タ向け直感的操作インタフェ-ス技術を考えた。
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Research Products
(10 results)