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2006 Fiscal Year Annual Research Report

エビデンスベーストアプローチによる図書館情報学研究の確立

Research Project

Project/Area Number 18300081
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

上田 修一  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 永田 治樹  筑波大学, 図書館情報メディア研究科, 教授 (40124200)
倉田 敬子  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50205184)
小田 光宏  青山学院大学, 文学部, 教授 (00185604)
岸田 和明  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90234210)
北 克一  大阪市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (00275231)
Keywords図書館情報学 / EBL学 / 研究方法
Research Abstract

この研究の全体的な目標は.図書館情報学研究に焦点をあてて.研究における「エビデンス」を明らかにすることにある。図書館情報学においては,エビデンスに対して二つの方向からのアプローチがある。一つは,他の分野と同じく,研究方法におけるエビデンスの問題である。図書館情報学では,利用調査や書誌コントロール,情報検索において固有の方法論があるが,他の分野から様々な方法を導入してきており,その利用可能性の検討が必要である。もう一つは,図書館情報学が,医学における基礎研究と臨床に対応する問題をかかえている点である。これは,Evidence Based Librarianship (EBL)として英米を中心として注目されつつある。これらをあわせてエビデンスベーストアプローチと呼んでいる。
今年度,4回の公開ワークショップを開催し,図書館情報学における研究法について検討を行った。具体的には,(1)来館者調査・住民調査(2006年12月2日),(2)Eメール調査(2007年1月13日),(3)LibQUAL+(2月3日),(4)インターネット・モニター調査(2月24日)について,発表者からの問題提起,参加者による多様な側面からの検討を行った。ワークショップは,公開し,さらにその記録をウェブサイトに掲載し,参照可能としている。
エビデンスベーストアプローチの実例として,情報探索行動におけるエビデンスの解明を目的とした実験の準備を行った。これは,図書館目録の利用法の習熟の程度を調べる目的で,図書館目録の画面を被験者に閲覧させ,その目の動きをアイカメラで捕らえるという実験方法を採用している。数回のプリテストを行い,平成19年度前半に本実験を行う。
また,EBLに対応した図書館情報学文献データベースの構築,平成1年5月に米国で開催されるEBLIP4での研究発表準備を支援した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] エビデンスベーストライブラリアンシップの再検討2006

    • Author(s)
      上田修一他
    • Journal Title

      2006年度日本図書館情報学会研究大会発表要綱 2006

      Pages: 13-16

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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