2007 Fiscal Year Annual Research Report
痩せから肥満へ周期的に変化する自己画像観察者の前頭前野の活動
Project/Area Number |
18300199
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Research Institution | Aichi Prefectural University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
石垣 享 Aichi Prefectural University of Fine Arts and Music, 美術学部, 准教授 (60347391)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 毎実 愛知県立芸術大学, 美術学部, 准教授 (50305520)
中島 聡 愛知県立芸術大学, 美術学部, 教授 (40281258)
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Keywords | 脳・神経 / 画像認識 / 解析・評価 / 社会医学 |
Research Abstract |
平成19年度は、17名の被験者の正面および側面からの写真撮影と形態測定を行い、痩せから肥満へ変化する刺激画像を作成した。我々の刺激画像は、これまでにこの分野の先行研究で問題となっていた、画像そのものを変化させる方法によって痩せでの解剖学的な骨間の長さが短縮する問題を以下の方法で解決した。トレースされた写真画像のアウトラインの2次元画像からの測定値と実際の人体計測値との比率を算出し、幅が変化しない骨間箇所(例:肩峰突起部、腸骨突起部等)を決定し、この箇所の最小輻を設定した。刺激画像は、「河内まき子・持丸正明、2005AIST人体寸法データベース、産業総合研究所H16PRO287」の若年女性データを用いて、身体各部の横径および周囲径とBMIとの直線回帰式から内・外挿法による算出結果を用いて作成した。なお、痩せおよび肥満画像は、BMIが10kg/m^2から40kg/m^2とし、この間を15分割した画像を作成した。刺激画像は、2秒毎に本人の現状写真→現状のアウトライン→肥満画像→現状のアウトライン→痩せ画像→現状のアウトラインの周期を20サイクル提示した。提示した刺激画像を観察している被験者の脳波を測定した。現在、脳波については解析中であるが、左側前頭部のα波およびθ波変化が画像周期に同期した変化を示している可能性が示唆されるが、データ数が少なく、ばらつきもあることから、今年度は被験者を増やすことで、現象の再現性を検討し、論文として纏め上げる作業を行う。 また、独自データによる体格と周囲径の関係を検討するために、女子大学生約120名のBMIと周囲径を測定し、この関係を検討したものを、昨年の学会で発表した。
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Research Products
(1 results)