2006 Fiscal Year Annual Research Report
大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的体育プログラム開発
Project/Area Number |
18300205
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
橋本 公雄 九州大学, 健康科学センター, 教授 (90106047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
根上 優 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (80108430)
徳永 幹雄 第一福祉大学, 人間社会福祉学部, 教授 (90038464)
飯干 明 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (20117477)
長岡 良治 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (30117527)
亀丸 政弘 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (60090271)
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Keywords | 大学体育 / プログラム開発 / 理論構築 / コミュニケーションスキル / メンタルヘルス / 体力 / 実技・実習 / 野外教育 |
Research Abstract |
本研究は、今日の学生のメンタルヘルス、コミュニケーションスキル、体力等々の心身の諸問題に対処するための大学体育の授業改善に向けた九州地区の多領域に渡る体育教員16名による大型のプロジェクト研究である。2年間で集中的に体育授業プログラム開発とその効果検証を行うもので、初年度はパイロットスタディ、2年度はそれを踏まえて本研究に取り組むことにしている。平成18年度は、メンバー各自が1つあるいは2つの研究課題を掲げ、自分自身の授業を用いて、平成17年度(基盤研究C(企画調査))の全国調査によるユニークな授業を参考としながらも独創的な授業プログラム開発を試み、実践的研究を行った。保健体育授業の理論構築は根上優氏(宮崎大学)が精力的に行い、「魅力」「価値」「冒険」の3次元からなる三元論的相互干渉モデルを私案として提示した。また、講義では、生活の体育化、生活習慣の改善、行動変容を意図した授業、実技では、実習型、演習型、野外型の授業を通して、心理的、社会的、身体的効果を高める授業を展開し、その効果を検証した。これらの成果は、大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的体育プログラム開発、平成18年度科学研究費補助基盤研究(B)中間報告書としてまとめた。
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Research Products
(8 results)