2007 Fiscal Year Annual Research Report
大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的体育プログラム開発
Project/Area Number |
18300205
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
橋本 公雄 Kyushu University, 健康科学センター, 教授 (90106047)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
根上 優 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (80108430)
徳永 幹雄 第一福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (90038464)
磯貝 浩久 九州工業大学, 情報工学部, 准教授 (70223055)
長岡 良治 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (30117527)
亀丸 政弘 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (60090271)
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Keywords | 大学保健体育科目 / 健康問題 / 独創的体育プログラム / 講義 / 実技・実習 / メンタルヘルス / コミュニケーションスキル |
Research Abstract |
運動・身体活動・スポーツ活動の心理的、社会的、身体的効果は、これまで多くの研究で明らかにされている。しかし、近代化、都市化、機械化、省力化の進んだ今日の生活環境は、少子化と相俟って、子どもや青少年たちの室内遊びや身体的不活動への傾向を加速させている。その影響を反映してか、最近の大学生においては、メンタルヘルスの悪下、コミュニケーションスキルや体力の低下が顕著であり、大学が抱える問題の一つとなっている。 本研究では、これら大学生の心身の健康問題に対処しうる独創的な体育プログラムの開発を進める大型研究プロジェクトを立ち上げ、2年間で授業プログラムづくりのためのモデル構築を試みるとともに、講義と実技・実習における実践的研究を通して、学生生活の改善、メンタルヘルスの改善・向上、コミュニケーションスキルの向上、人間関係の醸成、体力の向上等々について検討し、多大な成果を上げることができた。特に実技において、価値、魅力、冒険(挑戦)の3つの軸からなる三元論的・相互干渉モデルを構築できた意義は大きい。今後、このモデルを使って大学生の心身の健康問題に対処しうる授業内容が組み立てられ、実証的研究が進められることになる。 本研究プロジェクトでは、研究打ち合わせ会や研究成果報告会を通して、情報交換を行い、授業プログラムを検討してきた。特に、研究成果報告会では、特別講演、招待講演、シンポジウム、一般研究発表を行うとともに、北米からDr.Miya Rand教授(アリゾナ州立)やDr.Philip Martin教授(ペンステイト州立大学)を招聘し、北米の大学体育プログラムとスポーツ活動の現状をうかがうことができ、大きな刺激となった。これらの調査結果は報告書としてまとめられている。
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Research Products
(31 results)
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[Journal Article] Autonomous Decision with Curiosity and Dynamic Goal Setting.Brain-Inspired IT III2006
Author(s)
Isogai, H., Shimo, N., Horio, K., Tamukoh, H., Sonoh, S., and Yamakawa, T
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Journal Title
International Congress Series.ELSEVIER
Pages: 60-63
Peer Reviewed
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