2007 Fiscal Year Annual Research Report
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18300212
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| Research Institution | Toyo University |
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Principal Investigator |
石井 隆憲 Toyo University, ライフデザイン学部, 教授 (70184463)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松尾 順一 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (20122989)
木内 明 東洋大学, ライフデザイン学部, 准教授 (70298181)
金子 元彦 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (40408977)
鈴木 智子 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (70440005)
岩本 紗由美 東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (30408976)
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| Keywords | 身体技法 / 伝統スポーツ / 伝承 / ライフヒストリー / 身体感覚 |
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| Research Abstract |
2年目となる本年度は、ミャンマー、ベトナム、中国、韓国において調査を実施した。特に今年度は、伝統スポーツの伝承者のライフヒストリーについて、聞き取り調査をおこなうとともに、伝統スポーツの身体技法について、昨年から引き続いて調査者自身が技術習得の場に身を置き、そこで実際に指導を受けながら、そこでの指導方法について記述をおこなった。
ライフヒストリーの聞き取りについては、ミャンマーのチンロンの指導者、ベトナムの空手の指導者、中国の太極拳の指導者、韓国の気功の指導者に焦点をあてて、それぞれの指導者たちの語りを文字化する作業を進めた。これらの成果については、来年度をめどに、何らかの形で報告を行う予定である。
また、伝統スポーツの身体技法の技術習得については、ミャンマーのチンロン、中国ならびに韓国において太極拳ならびに気功を実践し、昨年からのデータにより厚みを加えることができた。中間的な報告として、身体の行為が作り上げる認識が、伝統スポーツの伝承に大きな影響を及ぼしていることを理論化する試みを行い、それを学会において報告した。
また、今年度は5回ほど研究会を開催し、伝統スポーツの伝承を考えるための視点として、身体の動きに注目し、それをどのようにとらえていくのかについて、研究代表者ならびに研究分担者の間で討論をおこなった。この成果の一部は、次年度に各自が学会発表ならびに論文などで発表していく予定である。
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