2007 Fiscal Year Annual Research Report
携帯電話を用いた妊産婦のための健康情報コンテンツの構築と評価に関する研究
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18300224
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
平野 裕子 Kyushu University, 医学研究院, 准教授 (50294989)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 伸子 九州大学, 医学研究院, 教授 (60304846)
加耒 恒壽 九州大学, 医学研究院, 教授 (60185717)
井上 仁 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 講師 (70232551)
大喜 雅文 九州大学, 医学研究院, 教授 (10160441)
多川 孝央 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (70304764)
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| Keywords | ヘルスプロモーション / 情報システム / 妊産婦 / IT技術 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は、専門家とユーザとの双方向通信の機能を利用し、携帯電話をメディアとした妊産婦向けの健康情報コンテンツの構築行うことを目的とする。コンテンツに盛り込む内容は、様々な妊産婦向けの健康情報雑誌や書籍、ウェブサイトなどを参考にし、かつ、妊産婦に対するFocus Group Discussion(集団インタビュー)等を通じて、得られたものから、本研究の目的に即した情報を抽出する。また、本研究では、構築したコンテンツの効果を測定するために、コンテンツを提供した群(実験群)と提供しなかった群(対象群)との割付を行い、対象者の出産に対する満足度やメンタル・ヘルスに与える影響について比較し、その効果を、無作為抽出制御試験を用いて実証する。
上記研究目的に基づき、本年度は以下の研究を行った。
(1)コンテンツに盛り込む情報の選択
わが国で出版されている、妊産婦向けの健康情報雑誌や書籍、ウェブサイトなどを参考にした。また、妊産婦に対するFocus Group Discussion(集団インタビュー)等の先行研究より、妊産婦が妊娠中に必要としている情報で、本コンテンツに盛り込むことが適切であると客観的に判断したものについて、研究代表者および研究分担者で検討し、決定した。このとき、対象者の地元福岡に特化した情報を中心に盛り込むこととした。
(2)コンテンツの製作
研究代表者および研究分担者間で会合を開き、妊娠・出産に必要なコンテンツ(共通コンテンツ:38、掲示板コンテンツ:27)を作成した。
(3)コンテンツ配信のためのプログラム作成
共通コンテンツを、妊娠週に応じて一週間に一回配信するためのプログラムを作成した。また、掲示板コンテンツは、実験群に対してのみ作成し、それを配信するためのプログラムを作成した。
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