2007 Fiscal Year Annual Research Report
21世紀の科学教育における新しい評価規準の構築と、評価を生かす理科授業の創造
Project/Area Number |
18300260
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
鈴木 誠 Hokkaido University, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60322856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
藤岡 達也 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (10311466)
荻原 彰 三重大学, 教育学部, 准教授 (70378280)
池田 文人 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 准教授 (60333647)
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Keywords | 教育評価 / 科学教育 / 評価規準 / 評価観点 / 理科 / フィンランド / パフォーマンス評価 / フランスバカロレア |
Research Abstract |
【WG】:昨年同様東京地区に、小学校、中学校教諭、及び教育委員会指導主事と合同での研究会(ワーキンググループ)を組織し、以下の研究を遂行した。研究会は、国内調査時での会合を含めると、5月、8月、10月、12月、1月、2月の延べ6回に及んだ。 1.評価規準に関する基礎的研究 研究分担者と研究協力者の合同WGを実施し、以下のことについて研究を進めた。 (1)過去の知見を集約し、日本の評価の構造と系統性、学力について分析した。 (2)日本の教育評価の問題点について、国内の授業実践例を集積し、長所と短所を抽出した。 (3)評価の対象となる21世紀に求められる科学教育における「学力」について、PISA等の国内外の知見を分析し、定義を行った。 (4)科学教育における新しい評価規準と評価の観点を設計した。 2.1.平成20年1月、設計した評価の観点に基づき、研究協力者が授業を実施し分析した。 【国内調査】:国内の教育評価の構造と学習指導に関する調査研究 ・ 平成19年8月、研究分担者と研究協力者全員で日本科学教育学会に参加し、評価に関する研修と情報収集を行った。 ・ 平成19年12月、研究分担者3名、および研究協力者2名が岐阜県岐阜市立長良中学校、長良東中学校を訪問し、理科授業における評価に関する授業参観と調査を実施した。 【国際調査】:諸外国の教育評価の構造と学習指導に関する調査研究(II) ・ 平成20年2月、研究代表者・分担者計2名が、フィンランドのカイサニエミ小学校、フランス教育省教育を訪問し、理科実験の評価およびバカロレアテスト(BAC)のパフォーマンス評価について聞き取り調査を実施した。BACの資料を持ち帰った。 3.前述(3)、及び(4)におけるWGの研究成果を整理し、本年8月の日本科学教育学会発表の準備を進めた。
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Research Products
(6 results)