2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18300277
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山内 祐平 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (50252565)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奈良 高明 電気通信大学, 電気通信学部, 准教授 (80353423)
堀田 龍也 独立行政法人メディア教育開発センター, 准教授 (50247508)
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Keywords | RFID / 教材 / 博物館 |
Research Abstract |
本年度は、以下の3点について研究を行った。 1)インターフェイス技術としてのRFID把持状態検出システムの改善 RFIDを用いた把持状態検出システムの改善を行い、従来のモデルに比べて5分の1程度の大きさで、安定した検出ができる基盤技術を確立した。 2)三葉虫を題材としたコンテンツの作成 2億5000万年前に生きていた三葉虫(ファコプス類)の資料を収集し、持ち方によって、三葉虫の歴史や生態、構造が提示される映像コンテンツを制作した。 3)ハーフミラーを用いた提示システムの開発 対象となる小学校高学年に対して、ウェアラブルディスプレイがもたらす視力への影響に関する研究がなく、安全性が確認できなかったことから、同様の効果を出すためのハーフミラーを用いた提示システムの開発を行った。 これらの開発により、次年度に博物館で実証研究を行うための試作システムが完成している。
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