2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18300284
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
黒田 卓 University of Toyama, 人間発達科学部, 准教授 (80262468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山西 潤一 国立大学法人富山大学, 人間発達科学部, 教授 (20158249)
高橋 純 国立大学法人富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (10310757)
小川 亮 国立大学法人富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (00194465)
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Keywords | モバイルラーニング / 生涯学習 / 携帯情報端末 / e-ラーニング / 学習環境 |
Research Abstract |
ユビキタスネットワーク社会の到来と共に,いつでもどこでも学べる学習環境の構築が渇望されている。特に,携帯電話や携帯音楽プレーヤーは,若者だけでなく幅広い年齢層において急速に普及してきており,これらを活用することにより,容易にいつでもどこでも学べる環境が構築可能となってきた。 本年度は、日本型の携帯学習環境(以下日本型MLE:M-Learning Environment)開発の一環として、次のような研究を行った。 携帯端末,携帯電話等学習プラットフォームの開発動向,諸外国における活用状況の調査を行い,日本型MLEに必要とされる機能の検討を継続して行った。 ポッドキャスティング,ビデオキャスティングなど,携帯端末向けのサービスの動向を分析,検討し,日本型MLE向けのサービスとして,必要な機能を備えたサービスの選択,開発を行った。 携帯端末で学習者自身が学んだ事や,新しく気づいたことなどを新たなコンテンツとして発信できる,自己増殖型システムの開発を行った 具体的には、インターネット市民塾システムをベースとした生涯学習向けサービスとコンテンツの開発を行い,その効果についての実証実験を行った。従来からのPCインターネットベースとスクーリング形式を合わせた学習環境に加え,MLEによる学習がどのような役割を負うべきかを検討した。
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