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2007 Fiscal Year Annual Research Report

参加体験協同型のワークショップをeラーニングで可能にするための統合的研究

Research Project

Project/Area Number 18300293
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

向後 千春  Waseda University, 人間科学学術院, 准教授 (00186610)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 筒井 洋一  京都精華大学, 人文学部, 教授 (20197734)
鈴木 克明  熊本大学, 社会文化科学研究科, 教授 (90206467)
中村 光伴  熊本学園大学, 社会福祉学部, 専任講師 (40352398)
辻 義人  小樽商科大学, 教育開発センター, 助手 (80400076)
Keywordsワークショップ / eラーニング / 参加体験型学習 / アンカー体験 / インストラクショナルデザイン
Research Abstract

本研究は、参加体験型のグループ学習の形態で実施されるワークショップを、eラーニングによって可能にするための基礎的研究および実践的研究を行おうとするものである。
まず、基礎的な研究として明らかにしたいことは、集合して同時に数十人が参加して行うワークショップにおいて、どのようなコミュニケーション活動が行われ、それがどのように全体としての活動や意識に働きかけ、ワークショップ独特の盛り上がりと日常に戻ったときにも思い出されるような深い体験(アンカー体験)を生み出すのかというプロセスの全容である。
次に、実践的研究として行いたいことは、そうしたワークショップをeラーニングシステム上で実施するためのプログラムを開発し、実際に参加者に協力してもらいeラーニングワークショップを実施したときに、そこでどれだけのワークショップ的体験が実現できるかを検討することである。
本年度(2007年度)は、4カ年計画の2年目として、実際にワークショップを開催し、そのプロセスをビデオデータとして集めた。また、ワークショップがうまくいくためのデザインについて考察を深めた。その成果は、2008年度の大学教育学会でのラウンドテーブルで発表される予定である。
その概要は次の通りである。ワークショップとeラーニングを融合させられないだろうかという問題設定において、2つの形態の可能性について考えた。1つ目は、ワークショップの中でeラーニングをするという形である。2つ目は、eラーニングの中でワークショップを実施するという形である。1つ目は、ワークショップの弱いところをeラーニングが補い、eラーニングの弱いところをワークショップが補うという融合であり、現在でも実現可能性は高い。2つ目は、必ずしも同じ時間と場所を共有しなくてもよいオンラインでのワークショップということになる。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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