2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18300318
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
矢野 桂司 Ritsumeikan University, 文学部, 教授 (30210305)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中谷 友樹 立命館大学, 文学部, 准教授 (20298722)
磯田 弦 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 専任講師 (70368009)
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Keywords | ジオデモグラフィクス / 地理情報システム / 国勢調査 / 小地域統計 / 国際比較 / 英国 / 米国 |
Research Abstract |
今年度は、昨年度から継続して、国内外の小地域レベルでの国勢調査データやジオデモグラフィクスの収集を行った。現時点で収集されている関連データは、以下のようである。 【日本】データ:2000年国勢調査小地域統計(全国)、モザイク・ジャパン、カメオ・ジャパンGIS:境域データ(全国)、国際航業・アルプス社・昭文社の町丁目境界データ 【英国】データ:2001年英国センサス(全国、OutputArea)、Mosaic UK、.Output Area ClassificationGIS:境域データ(全国、Unit Postcode、Output Area) 【米国】データ:2000年米国センサス(全国、Block Group)、Mosaic US、TapestryGIS:境域データ(全国、Block Group) 【他】アイルランド:Mosaic Republic of Ireland 英国のOutput Area Classification(OAC)を作成するために用いられた入力41変数(人口、家族構成、住宅、社会経済、雇用)をベースとして、英国、日本、米国に共通の変数を設定し、英国のOutput Area、日本の町丁・字等、米国のBlock Groupの空間単位で、全国レベルでのジオデモグラフィクスを構築するためのデータ整備を行った。また、日本ではジオデモグラフィクスの実戦的利用例が乏しいため、日本ではジオデモグラフィクスの実戦的利用例が乏しいためジオデモグラフィクスの地区類型との関係を試験的に検討する次の統計資料を収集した;(1)企業保有の情報(矢野担当)、(2)犯罪や保健医療(中谷担当)、(3)地価や賃貸料データ(磯田担当)。 この他、ジオデモグラフィクス研究の応用としての名前分析の構築と国際比較のためのデータベース構築し、日本語の苗字のローマ字化を行った。また、日本における名字分布の空間的特徴を明らかにした。 さらに、ジオデモグラフィクスの地図表現とWeb配信のために、Google MapsやGoogle Earthなどを用いたWeb配信システムの構築を行い、試験的な配信を試みた。 〔研究協力者〕 立命館大学文学部講師瀬戸寿一ジオデモグラフィクスのWeb配信システムの構築 立命館大学大学院桐村喬日本のジオデモグラフィクスの構築
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Research Products
(8 results)