2007 Fiscal Year Annual Research Report
ローカル・センシティヴな「開発とジェンダー」研究の構築をめざして
Project/Area Number |
18310159
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
熊谷 圭知 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (80153344)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石塚 道子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (20149553)
藤掛 洋子 東京家政学院大学, 家政学部, 准教授 (70385128)
窪田 幸子 広島大学, 総合科学部, 准教授 (80268507)
中谷 文美 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (90288697)
村山 真弓 日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター, 専任調査役 (10450454)
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Keywords | 開発 / ジェンダー / ローカル / フィールドワーク / グローバル |
Research Abstract |
1.国際ワークショップ報告書の執筆と編集2007年1月に、お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」(F-GENS)との共催で実施した国際ワークショップ(Beyond the Difference:Repositioning Gender and Development in Asian and the Pacific Context)の執筆・編集作業を行った。同報告書は、研究代表者の熊谷が編集責任者となり、序章を執筆、村山が最終章を執筆、中谷、池田、倉光、三浦、藤掛が若手論文の査読・コメントと解題の執筆を担当し、2008年3,月に完成した。この分野で著名なゲストスピーカー(Ruth Pearson, Mary John, Kristi Poerwandari)の論文を加え、質量ともに充実した内容となった。 2.フィールド調査 交付申請書記載のとおり、パプアニューギニア(熊谷)、バングラデシュ・インド(村山)、オーストラリア(窪田)において調査を行い、その成果を、2月の科研研究会にて報告した。 3.科研研究会、関連学会での報告 第1回研究会(6月30日):上記のワークショップと、3月に開催された、「ローカル・ニーズの豊かな世界--「草の根」からジェンダー課題を考える」(国際ジェンダー学会主催。池田、江藤、藤掛が中心メンバー)の二つの会を総括し、インターローカルな関係性の構築をめぐって討議した。 第2回研究会(2月23〜24日):メンバーのこれまでのフィールドワークによって得た成果を報告し、1)ジェンダーと開発をめぐるローカルな文脈の差異と相同性を確認するとともに,2)「ローカル・センシティヴな『開発とジェンダー』」の視座と方法について再検討を行った。 このほか、熊谷は、10月に実施されたF-GENSの全体シンポジウム(お茶の水女子大)において、「ローカル・センシティヴな開発とジェンダー」の新たな命題について報告し、11月開催の人文地理学会大会では、倉光と共同報告を行った。
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Research Products
(56 results)
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[Journal Article] 「Gender Issues2008
Author(s)
Keiko Ikeda
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Journal Title
Disaster Management in Bangladesh: Maiking Way into Local Development Institutions」Kumagai, Keichi, et. al. eds 『Beyond the Dif ference: Repositioning Gender and Development in Asian and the Pacific Context』 F-GENS Publication Series 32, お茶の水女子大学COEジェンダー
Pages: 109-119
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