日本古代中世金銅仏の荘厳に関する調査研究

2006 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 18320038
• Research Institution: Independent Administrative Institution National Institutes for Cultural Heritage Tokyo National Research Institute for Cultural Properties
• Principal Investigator: 津田 徹英 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 美術部, 広領域研究室長 (00321555)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 皿井 舞 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 企画情報部, 研究員 (80392546) ; 早川 泰弘 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 保存科学部, 化学研究室長 (20290869) ; 浅井 和春 青山学院大学, 文学部, 教授 (60132700) ; 加島 勝 独立行政法人東京国立博物館, 教育普及室長・ボランティア室長 (80214295)
• Keywords: 金銅仏 / 表面厳飾 / 金色表現 / 非破壊分析 / 基準作例

Research Abstract

ポータブル蛍光X線装置によって作例の非破壊分析を行うとともに、金銅仏の荘厳手法の解明を行う。平成18年度は以下の作例の非破壊分析調査を行い、データ収集を行うとともに、作品の画像データをあわせて取り込んだ。
1)香川・善通寺金銅錫杖頭(国宝)の非破壊蛍光X線分析調査
2)同・金銅五鈷杵の非破壊蛍光X線分析調査
3)香川・法善寺銅造毘沙門天像の非破壊蛍光X線分析調査
4)香川県立歴史博物館所蔵金銅釈迦誕生仏像の非破壊蛍光X線分析調査
5)香川・六万寺金銅仏群11件の非破壊蛍光X線分析調査

Research Products

• [Journal Article] 善光寺式 阿弥陀如来像ならびに観音菩薩像 (2007)
  • Author(s): 津田徹英
  • Journal Title: 美術研究 391号 Pages: 82-91