2008 Fiscal Year Annual Research Report
19世紀イギリスにおける男性性の構築と脱構築のポリティクス
Project/Area Number |
18320049
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
玉井 アキラ Osaka University, 文学研究科, 教授 (00079097)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
十枝内 康隆 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80359489)
宮崎 かすみ 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (10255200)
岩永 弘人 東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (20193758)
角田 信恵 岐阜聖徳学園大学, 外国語学部, 教授 (60227791)
野末 紀之 大阪市立大学, 文学研究科, 准教授 (70198597)
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Keywords | 男性性 / 女性性 / 同性愛 / ワイルド / ペイター / J.A.シモンズ / ラスキン / ダーウィニズム |
Research Abstract |
本年度は、3年間にわたる研究期間の最終年度に当たるため、過去2年間における研究の成果をまとめる方向で活動を行った。 1.ロンドン大学バークベック・カレッジで、2008年5月15日&16日に開催された、科研課題に類似したテーマを中心とする研究発表会にて、宮崎かすみが"British Aestheticism and Modern Japanese Writers"と題する発表を行い、また同学会にも科研グループの何名か参加し、国際的な舞台において同テーマをめぐって学術的交流を行なった。 2.本テーマをさらに発展させるとともにその研究上の結論を検証し確認するために、イギリスのヨーク大学等の諸大学や研究機関を訪問し、それらの諸大学に所属する研究者からの学術的助言をもらうとともに、幅広い学術交流を行なった。 3.日本および海外の大学や研究機関に出張し、必要とする文献・資料の収集に努める。 4.年に数度にわたり、北海道、名古屋、大阪等にて研究会を開き、相互に意見交換を行い、本研究をより一層高めるための活動を積極的に行った。 5.3年間にわたる研究成果を「報告書」にまとめて刊行するという当初の計画を実行した。
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Research Products
(5 results)