2007 Fiscal Year Annual Research Report
古チベット語ユニオンデータベースの構築と解析-言語接触を中心とする多層構造の解明
Project/Area Number |
18320068
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Research Institution | Kobe City University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
武内 紹人 Kobe City University of Foreign Studies, 外国語学部, 教授 (10171612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 豊 京都大学, 文学研究科, 教授 (30191620)
星 泉 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (80292994)
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Keywords | チベット語 / 古チベット語 / チベット・ビルマ諸語 / シルクロード / 敦煌 / 言語コーパス / 言語接触 / コータン語 |
Research Abstract |
平成19年度は、予定していた研究実施計画にもとづき以下の作業を行った。 (1)ユニオンデータベースのためのプログラムの構築 代表者武内と共同研究者星および研究協力者今枝が、碑文データベースのプログラミングについての協議を東京で行った。 (2)新たなテキストデータの入力作業 武内、岩尾、今枝、西田が新たな文書を入力し、武内と岩尾がテキストの読みを原物で確認する作業を大英図書館において行った。とくに碑文については、網羅的にテキストを入力しデータベース化することができた。 (3)各国のコレクションのデータベースとのリンクとデータ取り込み 武内と岩尾が、大英図書館において国際敦煌学プロジェクトのvan Schaikと協議し、データベースの互換作業を行った。 (4)年代・ジャンル・社会言語学的背景の入力 10世紀以降に書かれた文書グループについてのテキストと関連情報の入力を、武内と研究協力者井内が行った。
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