2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18320070
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
張 筱平 Aichi University, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90424910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒川 清秀 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00167230)
塩山 正純 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (10329592)
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Keywords | 回族語 / 寧夏 / 回族 / 回族語の伝承 / 回族語の語彙 / 回族の民俗 / 清真寺 / 回族常用語 |
Research Abstract |
1.現地調査・資料収集 2回延べ3週間の現地調査(北京牛街・盧溝橋・八里庄ほか10数地点のイスラム寺院と民家での訪問聞取り調査、寧夏呉忠他での同調査)により、イスラム族へのインタビュー調査を行い、録音資料を現在整理校正中である。 2.学術講演会等の開催 中国側研究協力者2名(寧夏イスラム協会常務委員:楊万宝、寧夏社会科学院:李学忠)を招聘し、愛知大学にて学術講演会及び座談会を開催した。同日の発表内容「回族常用語與清真寺教育職能問題」、「中国回族民俗語言和朝覲問題」は成果報告書に収録予定(校正中)。 3.論文 本年度の研究成果の一部を論文「伊瑪尼不能〓」(3名共著、近刊)にまとめた。内容は、寧夏社会における民俗教育機関に関する分析を通して、回族語の寧夏における存在と伝承が、これと密接な関係があり、東部沿海地区の回族と比較した場合、際立った特徴があること、また、かような機関における民俗の特色を生かした教育がすでに寧夏における回族語伝承の1つの大きなツールとなっており、今後益々発展する可能性があることを指摘した。 4.その他 回族研究関連文献目録、録音(語学)資料を作成中。
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Research Products
(1 results)