2008 Fiscal Year Annual Research Report
中英語後期から近代英語にかけての言語的性質の変容に関する研究
Project/Area Number |
18320076
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
家入 葉子 Kyoto University, 文学研究科, 准教授 (20264830)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大門 正幸 中部大学, 人文学部, 教授 (70213642)
谷 明信 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (90236670)
尾崎 久男 大阪大学, 言語文化研究科, 准教授 (60268381)
|
Keywords | 語順 / 中英語 / 初期近代英語 / 不定詞 / 歴史的文体論 / 語彙 / 定型句 / ワードペア |
Research Abstract |
2008年度は、研究計画の3年目にあたり、研究代表者および研究分担者がそれぞれ担当する言語分析そのものに重点を置いて、研究を行った。代表者の家入は中英語から近代英語にかけての不定詞構文の発達を論文にまとめ、同様に、分担者の大門は語順とスタイルとの関係について、谷は定型句表現が中英語から近代英語期にかけてどのように変化したかについて、尾崎は英語とフランス語やそのほかのインド・ヨーロッパ言語との関係について、それぞれ論文にまとめた。研究協力者であるインスブルック大学のManfred Markus氏との共同研究そのものは具体的な成果とはならなかったものの、次年度(本研究計画の最終年度)にインスブルックで開催予定の国際的な研究会についての準備を進めることができた。この研究会は2009年7月に開催の予定で、本研究計画に基づいた研究の成果を報告する予定である。日本からは研究代表者の家入と研究分担者の谷が参加の予定である。
|
Research Products
(9 results)