2006 Fiscal Year Annual Research Report
「求められる日本語教員に日本語教員養成課程はどう応えるか」に関する総合的研究
Project/Area Number |
18320084
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Research Institution | Kyoto University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
中川 良雄 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30261043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 俊之 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (60269769)
坂口 昌子 京都外国語大学, 外国語学部, 講師 (60340428)
高木 裕子 実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (80241165)
縫部 義憲 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20131691)
馬場 良二 熊本県立大学, 文学部, 教授 (30218672)
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Keywords | 日本語教員養成 / 日本語教育実習 / 実践能力 / カリキュラム / 資質・能力 / 文法能力 / 音声能力 / 日本語能力 |
Research Abstract |
近年の日本語教育を象徴するキーワードの1つとして、「多様化」がある。日本語学習者や学習機関、学習形態の多様化に加えて、求められる日本語教員の多様化が挙げられる。 大学の日本語教員養成課程では、「日本語教育実習」を人間形成的な重要な学科目と位置づけ、カリキュラムの要として独自の教育実習を実施し、日本語教員を養成している。 では大学等の日本語教員養成課程から輩出される日本語教員は、多様な学習者、多様な機関のニーズに応えうるものとなっているのであろうか。 日本語教員が備えるべき専門性とは何か、実践能力とはどのようなものか、はたしてそれらは機関ごとに異なり、個別に養成されなければならないのか、日本語教員に共通する土壌としての実践能力は存在するのか、大学の日本語教員養成課程は、どのような日本語教員の養成を目指していけばいいのか。 本研究では、現在次の調査を展開中である。 1.日本語教員に求められるコミュニケーション能力 2.日本語教員に求められる資質・能力 3.日本語教員養成のカリキュラム 4.日本語教育実習と実習生の人間的成長 5.日本語教員の文法・音声能力
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Research Products
(5 results)