2007 Fiscal Year Annual Research Report
音声習得ストラテジーと発音学習システムに関する実証的研究
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18320094
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| Research Institution | Waseda University |
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Principal Investigator |
戸田 貴子 Waseda University, 大学院・日本語教育研究科, 教授 (30292486)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 哲男 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60208676)
木下 直子 早稲田大学, 総合教育センター, 専任講師 (40364715)
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| Keywords | 日本語教育 / 音声学 / コミュニケーション教育 / 発音 |
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| Research Abstract |
2007年度は日本語学習者にとって発音困難な項目や日本語教材における音声項目の扱い方に関する基礎研究を行った。また、研究成果を踏まえた上で、シャドーイングを使った発音学習システムの開発を行った。シャドーイングは外国語の音声を聞いて、すぐあとについて同じように発音する練習方法で、通訳養成の訓練方法として知られている。近年、言語教育においてもシャドーイングの効果が指摘されるようになったが、管見の及ぶ限り、映像音声を伴う日本語教育のためのシャドーイング教材は存在しない。
そこで、本研究ではシャドーイングDVD教材を開発し、インターネットを利用して映像音声の配信を行うことにした。本年度は会話編スクリプトの作成・見直しを行い、DVD教材映像の撮影を行った。また、シャドーイング教材の構成を検討し、日本語・韓国語・中国語・英語訳をつけ、字幕選択ができるようにすることにした。
研究成果は日本音声学会発行の学術誌『音声研究』に掲載し、くろしお出版から研究論文集『日本語教育と音声』として刊行した。また、国内外の学会・研究会にて発音学習システムとしてのシャドーイングDVD教材の発表を行い、日本語教育関係者との意見交換を行った。
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