2008 Fiscal Year Annual Research Report
複数文化接触領域としての中央アジアにおける宗教史の再構築
Project/Area Number |
18320098
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
稲葉 穣 Kyoto University, 人文科学研究所, 准教授 (60201935)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
高田 時雄 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (60150249)
藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
船山 徹 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (70209154)
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Keywords | 宗教史 / 比較文化 / 中央アジア / 南アジア / 東アジア / 文化接触 |
Research Abstract |
本年度は以下の研究及び事業を推進した。 1. 複数文化接触領域研究の手法を検討するため、共同研究班「複数文化接触領域の人文学」を組織し、月二回、関連する研究者を集めて研究発表と討論を行った。 2. 宗教史研究の総括のため、国際学会Afghanistan Meeting 2008: Reconsidering Material and Literary Sources from the 6th to the 9th Century(2008年10月1日〜4日)を京都大学人文科学研究所にて開催し、海外から7名、国内から2名のスピーカーを招き、考古学、美術史領域から見た宗教変容に関する研究報告と討論を行った。発表内容は論文集Afghanistan and Northwest India from the 6th to the 9th Century(仮題)としてウィーンから出版予定である。 3. 宗教史研究の総括のため、国際ワークショップ「多民族的敦煌」(2009年1月24日)を同じく人文科学研究所にて開催し、中国より2名の講師を招いて中世敦煌社会における文化的多元主義と宗教の関連を考究した。ワークショップの内容は『敦煌学研究年報』(京都大学人文科学研究所)に発表予定。 4. 人文科学研究所所蔵中央アジア考古資料の電子化とウェブデータベース化を完了し、人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターのウェブサイト上で公開した。
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Research Products
(11 results)
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[Presentation] Nezak in Chinese Sources?2008
Author(s)
Inaba, Minoru
Organizer
Iranian Huns and Western Turks : Archaeology - History-Art History-Numismatics
Place of Presentation
Kunsthistorisches Museum, Vienna, Austria
Year and Date
2008-11-18
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