2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18320142
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
杉藤 重信 Sugiyama Jogakuen University, 人間関係学部, 教授 (70206415)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
窪田 幸子 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (80268507)
川口 洋 帝塚山大学, 経営情報学部, 教授 (80224749)
中澤 港 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (40251227)
永崎 研宣 山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (30343429)
遠藤 守 中京大学, 情報理工学部, 准教授 (90367657)
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Keywords | 親族データベース / 先住民知識 / 親族研究 / 人口研究 / 家系図 |
Research Abstract |
本年度の主たる研究実績では、まず、「アライアンス」(親族データベースおよび家系図作成ソフトウェア)の開発では、ウェブ版の新規バージョンの開発に着手、基本的開発を完了して間もなく公開の予定である。新規機能として、親族名称エディタ(KinTerm)を開発し、スタンドアローン版に初期バージョンを実装し公開した。また、前年度に購入し試験運用した新サーバの本格運用を開始した。また、分担者の遠藤は、発展系としての3Dベースの「アライアンス」の開発に着手した。 代表者は、8月および3月にオーストラリアおよびニュージーランドを訪問し、関係先との情報交換を行い、親族知識を含む先住民知識データベースの開発についての連携研究の可能性について討論を行った。成果報告としては、代表者は、二度の研究会において発表を行った。平成19年6月30日、第31回歴史人口学セミナー(於:麗沢大学東京センター)において「宗門改帳をフィールドワークする」と題して発表し、歴史人口学の研究者との情報交換を行った。また、平成20年3月14日には、オーストラリア国立大学人口社会調査研究所にて「Fieldwork Using the Historical Documents of Edo Era, Japan: A Cultural Anthropological Approach」と題して発表し、人口学者および自然人類学者との情報交換を行った。 また、平成20年2月には、朝鮮半島の族譜研究を行う嶋陸奥彦教授(東北大学)の所有する族譜(もしくは、戸籍)データベースとの連携研究を行うためのアプリケーションの初期バージョンを開発し、今後とも開発を継続することとした。最終年度の平成20年度においては、当面の開発と研究を完了し、今後に期す所存である。
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Research Products
(3 results)