2008 Fiscal Year Annual Research Report
構成主義的政治理論による先進諸国の政治変容分析:英日独の総選挙の比較を通じて
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18330024
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
小野 耕二 Nagoya University, 大学院・法学研究科, 教授 (70126845)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 哲樹 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (30313985)
鈴木 一人 北海道大学, 大学院・公共政策学連携研究部, 准教授 (60334025)
森 正 愛知学院大学, 総合政策学部, 准教授 (90308776)
近藤 康史 筑波大学, 大学院・人文社会科, 准教授 (00323238)
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| Keywords | 比較政治 / 構成主義 / 政治理論 / 選挙分析 / 政治変容 / 日本政治 / ドイツ政治 / イギリス政治 |
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| Research Abstract |
本年度は3年次計画の最終年度であり、本研究プロジェクトの目的であった「構成主義的政治理論に関する国際研究会議」を2008年5月末に名古屋で開催した。その経緯を以下具体的に述べる。
本研究プロジェクトでは、研究分担者に加え、若手研究者を招待しての国内研究会を、昨年度までに6回実施してきた。その中で、政治学内の各研究分野(比較政治学・国際政治学・選挙研究など)で、構成主義的政治理論がどのように展開され、どのように評価されているか、という点について研究を深めてきた。また、今回の国際研究会議の準備のために、研究代表者は欧米に出張し、この分野で最先端の研究者と直接面談し討論しながら、国際会議への準備を進めてきた。その結果、2008年5月31日から6月1日に開催された国際会議には、アメリカ・ボストン大学のV・シュミット教授やジョンス・ホプキンス大学のM・ブライス教授、それにデンマーク・コペンハーゲン大学のO・ペダーセン教授といった第一人者が参加し報告を行った。本科学研究費の研究代表者と研究分担者も全員英語でのペーパーを用意して報告を行った。全国から若手の政治学研究者も参加し、実り多い討論を行うことができた。それにより、現時点での構成主義理論の到達点と今後の理論的課題を明確にした。英文ペーパー集は2009年3月に刊行済みであり、またこの会議の成果を踏まえた『構成主義的政治理論の研究』と題する論文集も2009年秋に刊行の予定である。
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