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2006 Fiscal Year Annual Research Report

環境効率と経済パフォーマンスに関する日本、米国、欧州の国際比較

Research Project

Project/Area Number 18330081
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

金原 達夫  広島大学, 大学院国際協力研究科, 教授 (20099097)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金子 慎治  広島大学, 大学院国際協力研究科, 助教授 (00346529)
市橋 勝  広島大学, 大学院国際協力研究科, 助教授 (10223108)
馬奈木 俊介  横浜国立大学, 経営学部, 助教授 (70372456)
田中 勝也  広島大学, 大学院国際協力研究科, 助手 (20397938)
目代 武史  広島大学, 大学院社会科学研究科, 助手 (40346474)
Keywords環境効率 / ポーター仮説 / 環境経営 / 環境戦略 / 構造方程式モデリング / 効率性評価 / PRTR / Data Envelopment Analysis
Research Abstract

本年度は、企業の環境経営に対する取り組みが進むとともに、環境パフォーマンスと経済パフォーマンスの間の因果関係を解明し,環境パフォーマンス向上のメカニズムを明らかにすることを目的としている。そのために、先進国の中から環境意識や企業風土のことなる日本、米国、欧州の企業調査とそれに基づく比較分析を行う。本年度は、(1)環境行動と経済および環境パフォーマンスの関係について,構造方程式モデルを用いて環境行動のプロセス的分析を行うための分析手法の開発、(2)米国での比較研究のための企業データの収集準備、(3)米国での企業調査のための準備の3つを行った。
(1)日本企業調査結果とPRTRならびに環境格付けなどさまざまなデータを組み合わせて、共分散構造分析モデルの開発と適用を試みた。客観データと調査による認知指標との違いを中心に方法論の特性について議論した。
(2)米国での企業データの収集と整備のため、共同研究グループとの調整を中心に活動した。また、米国TRIデータの調査を行った。共同研究グループは、テキサス大学オースティン校LBJスクールのDavid Eaton教授のグループと協議を行い、同校の修士学生に協力を依頼し、データ収集とデータベース構築の段取りを整えた。
(3)米国での企業アンケート及びヒアリング調査の準備のため、共同研究グループとの調整を中心に活動した。これについても上記(2)と同様に、テキサス大学オースティン校LBJスクールのDavid Eaton教授のグループと協議を行い、同校の修士学生に協力を依頼し、データ収集とデータベース構築の段取りを整えた。
来年度は、(2)、(3)で準備したデータ収集、及び調査結果を分析し、日米の環境経営の違いによる企業の環境パフォーマンスと経済パフォーマンスの関係について分析を進める。また、欧州の企業データ収集や企業調査のためのパートナーとの共同研究について準備を進める。

  • Research Products

    (3 results)

All 2007 2006

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 日本企業における環境行動と経済・環境パフォーマンスの関係-ポーター仮説の検証-2007

    • Author(s)
      金原達夫
    • Journal Title

      国際協力研究誌 13(1)(2)(掲載決定)

  • [Journal Article] CO_2排出量を考慮した環境生産性の計測-国内製造業81社の実証分析-2006

    • Author(s)
      藤井秀道
    • Journal Title

      環境システム研究論文集 34

      Pages: 175-181

  • [Journal Article] 環境マネジメントシステムの導入が生産性に与える影響2006

    • Author(s)
      中野牧子
    • Journal Title

      環境科学会誌 19(5)

      Pages: 385-395

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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