2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Research of Practical Methodology of the Middle-scaled Survey Corresponding to the Modern Social Environment
Project/Area Number |
18330104
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Sociology
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
TODOROKI Makoto Kanazawa University, 人間科学系, 准教授 (20281769)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | 社会学研究法 / 調査倫理 / 中規模社会調査 / 個人情報管理 / 回収率 |
Research Abstract |
本研究は、現代の社会環境の変動に対応して、地域レベルの社会調査(中規模社会調査、調査組織が直接的に調査の全過程をマネージできる規模の調査)を良好かつ適切に実施するための研究調査システムを、調査実施の「実践知」に基づき開発することが目的である。現代の社会環境の変動とは、調査拒否や対象者との接触困難等による回収率の低下、個人情報保護ポリシーの厳格化等、今日的変化を指している。 本研究は、以下の計画によって構成される。 (1) 新しい地域-社会調査方法論の探究 : 調査環境の悪化への対応として、地域-社会調査の実施過程を理論的、経験的に検討し、問題に対応した調査実施モデルを構築する。 (2) 実務場面に対応した調査倫理の確立 : 個人情報保護法等の制度に社会調査が適切に対応する方法を、実施実態例・先進事例への調査等により解明する。 (3) 方法の応用研究としての地域-社会調査の実施 : 実施モデルの有効性を確認し、さらに洗練を図るため、各年度において地域-社会調査を実施する。
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Research Products
(6 results)
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[Remarks] 朝日新聞, 被災地でも個人情報の壁 : 災害害弱者名簿作成2割弱 : 金沢大全国調査, 2007.5.22, 朝刊, 石川版, 10版21ページ
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[Remarks] 金沢大学文学部社会学研究室, 市町村における総合計画と住民意識調査-計画行政と住民ニーズ把握に関する全国自治体調査,2009年,226ページ
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