2009 Fiscal Year Annual Research Report
岡山孤児院におけるネットワーク形成と自立支援に関する総合的研究
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18330123
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| Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
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Principal Investigator |
細井 勇 Fukuoka Prefectural University, 人間社会学部, 教授 (70190204)
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| Keywords | 社会福祉関係 / 慈善事業 / 岡山孤児院 / 石井十次 |
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| Research Abstract |
1. 本研究の目的は、石井十次資料館(宮崎県児湯郡木城町石井記念友愛社)に所蔵きれた史資料の整理・目録化、より具体的には、写真と書籍について目録化を達成するとともに、従来からの基礎研究を土台として、関係者の「ネツトワーク」や入院児の「自立支援」という観点から、より多角的かつ複合的な研究を総合的に展開することである。
2. 本年度は完成年度であり、『石井十次資料館蒐・所蔵仮目録図書の部』及び『石井十次資料館蒐・所蔵仮目録写真の部』を刊行した。
3. 完成した上記目録を基に石井十次資料館所蔵の史資料を再整理すべく2009年8月25日から同9月1日にかけ、連携研究者等13名が現地にて共同作業を実施した。同時に8月29日高鍋中央公民館にて第4回の石井十次研究会を開催した。本研究会では,本年刊行された細井勇著『石井十次と岡山孤児院-近代日本と慈善事業-』(ミネルヴァ書房、2009年)め合評会を兼ねることとした。
4. これまでの石井十次資料館所蔵史資料の整理・目録化の成果として細井勇・菊池義昭編・解説『岡山孤児院関係資料集成』全3巻を不二出版から刊行することができた。
5. 本年度も、石井記念友愛社発行、菊池義昭編集で『石井十次資料館研究紀要』第10号を刊行し、研究成果を発表した。
6. これまでの4年間の共同研究の成果を科研費成果報告書『岡山孤児院におけるネツトワーク形成と自立支援に関する総合的研究』(B5版全330頁)に纒め刊行した。
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