2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18330149
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Research Institution | Kinjo Gakuin University |
Principal Investigator |
松本 真理子 Kinjo Gakuin University, 人間科学部, 教授 (80229575)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 美弥子 名古屋大学, 教育学研究科, 教授 (80210178)
松本 英夫 東海大学, 医学部, 教授 (90199886)
灰田 宗孝 東海大学, 医学部, 教授 (20208408)
坪井 裕子 人間環境大学, 人間環境学部, 講師 (40421268)
鈴木 伸子 常葉学園大学, 教育学部, 准教授 (70387497)
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Keywords | ロールシャッハ法 / 子ども / 一般児 / 被虐待児 / 脳画像 |
Research Abstract |
1.基礎研究 昨年から継続してきた一般児童のデータ収集を実施した。小学校2,4,6年生および中学2年生を対象として約400名のデータ収集を終え、そのうち反応数10個以上の有効データは302名であった。データのスコアリングおよび解析作業を終了し、現在はデータの各種集計中である。結果の一部として、全体の結果概要、対人関係とロールシャッハ反応、感情的側面の特徴と反応の乏しい児童の特徴などを中心に、9月の日本心理臨床学会および11月の日本ロールシャッハ学会において計5編の発表を行った。 2.臨床研究 被虐待児のロールシャッハデータについて包括システムによる解析を実施し、一般児童の結果との比較検討を行った。結果の一部は11月の日本ロールシャッハ学会において発表した。 3.脳画像研究 一般児童30名を対象として、保護者および本人に検査説明を医師によって行い、同意を得た上で、ロールシャッハ法、PFスタディおよびTAT実施時の脳血流量変化についてNIRSによる測定と同時に眼球運動測定を行った。対象児に対しては同時に知能検査も実施した。現在データ解析中である。結果の一部は2008年7月の国際ロールシャッハ学会において発表予定である。
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Research Products
(6 results)