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2006 Fiscal Year Annual Research Report

ゲートキーパーとエンドユーザーによるコミュニケーションに見られる相互行為の解析

Research Project

Project/Area Number 18330183
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

三崎 隆  北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (70360964)

Keywordsゲートキーパー / エンドユーザー / 学び合い / コミュニケーション / 相互行為 / 児童・生徒 / 可視化 / 立ち歩き
Research Abstract

本研究では、小学校の理科授業の化学的領域及び中学校の必修理科の授業の地学的領域での探究場面におけるgatekeeperとend userとの学び合いの実態について明らかにすることを目的とした。
小学校の理科授業実践として対象としたのは,本学附属釧路小学校の第4学年1クラス(男子18名,女子18名,合計36名)である。単元として,平成18年10月〜12月にかけて実践された小学校第4学年理科の単元「水のすがたのふしぎ」を任意抽出した。一人1台のICレコーダによる録音と理科室全体を撮影するビデオカメラの録画から得られた児童の発話及び行動記録の分析の結果から,次の点が明らかになった。
・小学校における化学的領域の内容における授業においても,gatekeeperとend userの関係となる児童同士の相互行為が認められる。
・可視化を図ろうとする児童による立ち歩きが自然発生的に認められる。
中学校の理科授業実践として対象としたのは,本学附属釧路中学校の第2学年1クラス(男子18名,女子19名,合計37名)である。単元として,平成18年10月〜11月にかけて実践された中学校第2学年必修理科の単元「空気中の水の変化」を任意抽出した。10台のビデオカメラによる録画から得られた生徒の発話及び行動記録の分析の結果から,次の点が明らかになった。
・中学校における地学的領域の内容における授業においても,gatekeeperとend userの関係となる生徒同士の相互行為が認められる。
・探究場面においては,gatekeeperを求めるend userによる相互行為の生起するコミュニケーションが認められる。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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