2006 Fiscal Year Annual Research Report
知的財産教育としての方言・地域語教育の方法・教材開発に関する実験的・実践的研究
Project/Area Number |
18330184
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
児玉 忠 弘前大学, 教育学部, 助教授 (50332490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 雅子 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (40194451)
遠藤 仁 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20160400)
植山 俊宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (50193850)
位籐 紀美子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (80027713)
佐藤 明宏 香川大学, 教育学部, 教授 (90242750)
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Keywords | 知的財産 / 方言・地域語 / 教材開発 |
Research Abstract |
初年度としては、方言・地域語という言語文化の知的財産化の方法・手順・注意点について理論的に考察することをとを通して、知的財産教育の基礎を確認した。あわせて、研究に必要な物品の購入をおなった。 具体的には、方言・地域語の文化的認知の実状、遠隔地相互方言・地域語の認識度の検討、方言学の実状とその教育への反映度の検討、地域的特徴に関する研究情報交換、方言・地域語の特徴の要因・理由の検討、知的財産という概念の検討、知的財産教育の重要性・必要性に関する研究情報の交換及び検討、弘前地域の方言・地域語文化の継承方法の検討、研究研究協力校の選定条件の検討と確保の見通しの検討などを行った。 その際、義務教育段階における知的財産意識の適切な形成に重点を置いた教育方法を案出すること、ならびに伝承的な言語文化の知的財産化による活用・再創造を図るという、著作権・特許権という知財産産保護的な教育とは別の側面の教育を構想するということに主眼を置いてとらえることが確認された。すなわち、知的財産意識をその活用・再創造の作業の中で育成するという観点を重視することを研究コンセプトとして確認し合った。
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