2007 Fiscal Year Annual Research Report
サービス評価をするために連続数理表現を導入したサービス設計支援システム
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18360079
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| Research Institution | Advanced Institute of Industrial Technology |
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Principal Investigator |
川田 誠一 Advanced Institute of Industrial Technology, 産業技術研究科, 教授 (20152960)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下村 芳樹 首都大学東京, システムデザイン学部, 教授 (80334332)
新井 民夫 東京大学, 工学(系)研究科, 教授 (40111463)
梅田 靖 大阪大学, 工学研究科, 教授 (40242086)
久保田 直行 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (30298799)
舘山 武史 首都大学東京, システムデザイン学部, 助教 (70336527)
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| Keywords | サービス工学 / 設計工学 / シミュレーション工学 / システム工学 |
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| Research Abstract |
1.場面遷移ネット(STN)とサービス工学との関連に関する研究成果
STNは、生産システムなどの複雑なハイブリッドシステムや、近年はサービス工学におけるサービスのフローのシミュレーションツールとしての利用が期待されている。モデリングの対象となるシステムによっては、従来のSTNの定義を拡張する必要がある。例えば、サービスフローにおけるレジに並ぶ顧客を表現する場合などである。今年度の研究では、シーンのキャスティングにキャパシティ(容量)の概念を追加することにより、個々のシーンに同時に遷移可能なアクタの数を指定可能とすることを提案し、その機能をSTN GUI Simulatorに実装した。また、確率的な状態遷移の分岐や、正規分布に従って決定される変数のモデルのシミュレータ上での記述方法についても提案した。
2.サービス工学における顧客価値に関する研究成果
顧客価値については、サービス受給品質に基づく顧客価値モデルの開発や、サービスの実現構造の類似性に基づくサービス間距離を可視化する手法などを開発した。さらに、サービス受給品質について検討し、サービス体験における顧客の満足と評価モデルについて一定の成果を得た。
3.サービス問題のシナリオ作成に関する研究成果
エコビジネス・アイディア生成支援システムを開発した。また、CD,DVDレンタルビジネスについてその構造を調査し、サービス問題のシナリオを作成する基礎データを開発した。
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