2007 Fiscal Year Annual Research Report
感性創発支援機能と形状高品位化機能をもつデジタルスタイルデザインシステムの開発
Project/Area Number |
18360080
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
青山 英樹 Keio University, 理工学部, 教授 (40149894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松岡 由幸 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (20286636)
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Keywords | スタイルデザイン / 感性 / 意匠設計 / ハイライトライン / キャラクタライン / 曲率 / スケッチ |
Research Abstract |
以下のサブシステムを実装するとともに,研究成果のとりまとめを行った. 1.サブシステムA:基本スタイル構築システム A-1:イメージ(自然言語)に基づく3次元基本スタイル構築システム 本システムは,製品のコンセプトやイメージを自然言語(感性言語)で表現することにより,3次元基本形状モデルを自動構築する A-2:スケッチに基づく3次元基本スタイル構築システム 本システムは,製品形状をラフスケッチとして描くことにより,3次元基本形状モデルを自動構築する. 2.サブシステムB:詳細スタイル構築システム B-1:キャラクタラインに基づく3次元詳細スタイル構築システム 本システムは,サブシステムAで構築された3次元基本形状スタイルに対して,ディスプレイ上でマウス操作/タブレット操作により簡易に様々なキャラクタラインを構築し,詳細形状を作り込むことを可能とする. B-2:Mixed Reality(複合現実感)に基づく3次元詳細スタイル構築システム 本システムは,サブシステムAで構築された基本モデルをラピッドプロトタイプで試作し,その実モデル上に様々な仮想モデル(デザイン候補)を重ね合わせ,Mixed Reality(複合現実感)空間において視覚および触覚により感性評価し,スタイルの詳細を作り込むことを可能とする. 3.サブシステムC:ハイライトラインに基づくスタイル整形システム 本システムは,要求するハイライトライン形状をディスプレイ上でマウス操作/タブレット操作により入力することにより,モデル形状を自動的に整形し再構築することを可能とする. 4.サブシステムD:曲率変化制御に基づくスタイルの評価と高品位化システム 本システムは,サブシステムA,B,Cで入力・構築された曲線や曲面形状について科学的観点(曲率および曲率変化率)から評価し,その評価に基づいて高品位化する機能をもつ.
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